2012/12/22

Best Album of 2012 (30-18)



ちょっと旅行とは脱線しますが、いつもやっている自己満足なのですいません。


もうこんな季節になっていることにやや驚きます。ああ、もうクリスマスか。




今年出たアルバムの中から30枚のランキングをここドバイからお送りいたします。
毎度のことだが、僕の各アルバムに対する上から目線の発言や勘違い等は犬の遠吠えだと思ってスルーしてほしい事を願う。




●30 Musostics/Junior Electronics





真面目なアルバムだと思う、ステレオラブにも参加してたジュリアンガスクの作品。





●29 Vartari/Sigúr Ros



レイキャビクでのライブは本当にすばらしかった、今思い出すだけであの夜が蘇ってくる。アルバムの方はもう過去のようなシガーロスに比べると難解さが増してしまっているが、出来は悪くないと思う。



●28 Shrimp/Sharon Van Etten

こんなダイナミックさが好きだ。





●27 Le Voyage Dans La Lune/Air


前作に比べるとコンセプト感が強いせいか、オリジナリティが低くなったような気がするが、リラックス効果のあるメロディは健在。




●26 Allelujah! Don't Bend!Ascend!/Godspeed You! Black Emperor




弾けるようなノイズ、シンセ。だが、長く聞けない。












●25 In Our Heads/Hot Chip


今回は割といいんじゃないかな。もっとマニアックな音や感じにしてもいいと思う。










●24 Late Night Tales/Lindstrøm



オリジナルアルバムではないものの、すごい音だ。もともとアナログ寄りのシンセの音にはこだわりのある彼だが、オリジナル作品より本気出してる感じがある。
夜のデートのドライブに聞きたいアルバムベスト5に入るだろう。






●23 Don't Think/The Chemical Brothers


ケミカルブラーザーズのライブ音源はこれまでなかったし、自分の行ったフジロックのライブの音源ということもあり期待に胸を躍らせた。ライブ感がよくでていて、素晴らしい音源だと言える。だが残念なのは楽曲の音はモノラルで、客の歓声がなぜかステレオというところだ。一体これはどいう真意があるのだろうか。





●22 The Master(Original Motion Sound Tracks)/Johnny Greenwood,Ella Fitzgerald,Madisen Beaty,Jo Stafford,Hellen Forest



レディオヘッドのジョニー・グリーンウッドによる映画のサントラ。相変わらずのスタイルだが今回はストリングス中心の曲が多め。Able-Bodied Seamenなどはジョニーらしい民族的な音楽だ。






●21 Jessica Pratt/Jessica Pratt




ギリシャを車で走らせているときに良く聞いた。古ぼけたレコードから流れてきそうなアルバム。







●20 Swing Lo Magellan/Dirty Projectors



前作の印象が強烈で、ライブも素晴らしいダーティープロジェクターズの新譜。今作はメンバーの多少の変更もありながらも、前作と比べるとアグレッシブで楽器による表現も豊かな情熱的なアルバムだ。お馴染みの女の子たちのコーラスも健在。前半の勢いは圧巻だが個人的に好みかどうかはまた別の問題だ。






●19 Put Your Back N 2 It/Perfume Genius


Hoodというこのアルバムのシングル曲によって彼の存在を知ったが、前作を聞いてみて「これは!」と声が出る程の名盤だった。そして満を持しての今作だが、前作程の驚異的なアルバムとまではいかないが、彼の世紀末のような独特なボーカルと音数の少ない、なんというか霧の中のような雰囲気の音楽だ。




●18 Centipede Hz/Animal Collective



アニコレ至上一番の問題作なのではないか、前作でかなりの人気を手に入れたこのバンドだが、今作はそんなファンの思いをあざ笑うかのような全くアニコレではないアルバムになったのだ。音楽情報サイトなどでも扱いはあまりよくなく、おそらく売り上げも悪いだろう。だが今作の異常な程のポップや過去の自分たちなどに無頓着な姿勢は褒めたいと思う。










疲れたので、またつづく