2013/01/02

クアラルンプールからバンコク





体調もあまりよくならず、熱帯のクアラルンプールに着いた。









クアラルンプール中央駅





ホテルはシングルだが1000円切る程の安宿。シングルならゆっくり寝られると思い、部屋に入ると。何とも言えないカビのような異臭が部屋内を包む、さらに窓が無い。換気もできない。ドミトリーでも汚い部屋でも構わないが、窓が無いのは本当に嫌だ。



朝起きてシャワーを浴びるも、トイレにシャワーがおまけのように付いてあるバスルームで、もちろん汚い。体調を振り絞り、チャイナタウンなどに出かけるも、またおなかが当たるのが怖いせいか、なかなか屋台のお店に手が出せない。








最後の日にようやく体調が良くなってきたので 、マレー料理を食べる事にした。
ご飯と激辛ソースと鶏肉。また腹が壊れそうだ。




本当はここから、鉄道でバンコクまで行く予定だったが、飛行機に替え、マレー航空でバンコクまで移動する事となった。

マレー航空の機内食はこれまた激辛のご飯にカレー味のチキン。マレーシア人は辛いものが本当に好きだ。



バンコクに着いて、日本人の多さに驚いた。そうか年末年始のバカンスか。
なにやら日本人のおじさんとタイ人の若い女の子の怪しいカップルもあちらこちらにいる。こういうラフな感じがバックパッカーに受けるのだろう。



この日は、そこまで調子が回復していない事も含め、シングルが良かった。
だが、12月30日という事もあり、空いているホテルがほとんどない。仕方なく高めのホテルに泊まった。(3000円くらいか)割と離れていたのでそこまで高くは無いがドミトリーが600円くらいで泊まれるカオサン通り付近に比べれば非常に高い。


着いて驚いたのが、日本語が話せる従業員がいる事だった。しかも、日本のビジネスホテルのように日本の新聞やNHKまで見れる。

さらに驚いたのが、その翌日の朝食だった。近くのスーパーに併設してある食堂が300円くらいでおいしいタイ料理が食べられるので、どうせホテルの朝食なんてたかが知れてるものだと見下していたが、ロビーに降りてみると。洋食か和食の朝食がある事に気づいた。

日本食の朝食!?

これはここで食べるしかない!


そう思い、レストランへ行くと日本人の旅行客が数人いて、中年の男性とタイ人の女の子のカップルもまたいた。


そして、和食を注文すると。。。












!!


これは凄すぎる!

なんとテンプーラじゃないですか。


朝食から贅沢な一日がスタートした。残念ながらこのホテルは一泊だけの予定で、この日からは1泊1200円くらいの割と大きめなホテルNasa Vegas Hotelに移動する。


チェックアウトしてそのホテルに向かう。Booking.com(予約サイト)ではあまり評判の良くないホテルだったので、恐る恐るチェックインするも、いままでの低レベルホテルに比べたら全く悪くないホテルだった。内装は汚い部分も多いが、大きめのベッドといい部屋といい、一人の安旅行者に取ってみれば全く問題ない。










そうして、のんびりと、どこへも行かず、年を越した。








明けましておめでとうございます。