2013/01/13

ホーチミン:社会主義は感じられない

ホーチミンはさらにバイクが多かった。


バスを降りるとすぐにバイクタクシーの客待ちに捕まる。どうやらここはホテルから遠い場所らしい。値段を聞くと1米ドルでいいというおっさんの後ろにまたがり、ホテルまで案内してくれた。だが、やはりバイクが多すぎる。何度もほかのバイクにぶつかりそうになってひやひやしたものだ。しかも、着いたホテルは名前が非常に似ている別のホテルだった。仕方なくそこから数百メートル歩いて、予約してあったホテルについた。

旅行のはじめの頃は予約なんかしないで適当に宿を探していたのだが、いつしかそれが億劫になり、きちんとBooking.comで予約して泊まるようにしていた。冒険的なヒヤヒヤ感ははじめの頃は良かったが、長旅になるとどうも安全を選びたくなる。



ホテルで両替してもらうと、日本円の1万円が230万ドンという巨額に変わった。なかでも50万ドン札には驚いた。








ベトナム戦争の博物館

戦争の悲劇的な写真を見ていると、いつしか外は大雨が降っていた。


かっぱ売りが現れたので、カッパを買ってその場を凌いだ。





翌日は市場に行ってみた。






相変わらずの匂いと雰囲気には圧倒される。

社会主義国家だが、そういった感じは一切感じさせられなかった。人々も活気があり、カンボジアに比べればケンタッキーやマクドナルドなど、外資系の企業も多くある。だが、交差点などに立っている警官は時折睨みつけるような目が怖かった。
ホーチミンは物価も安く、比較的安全に旅行ができると思う。だが道の横断はちょっとコツが必要だ。
ベトナム料理。これは美味しいのだけれど、生春巻きを注文すると大量の雑草のような野菜が登場し、それをライスペーパーでくるくる巻いてあまり辛くないソースで頂く。日本で食べるのとは大きく異なる味だった。
個人的にはカンボジアで食べたライスペーパーで揚げた春巻きの方が好きだ。


3日間いたホーチミンを去り、ベトナム航空で最終目的地香港を目指した。列車で行く方法もあるが、お金と時間を考え飛行機にした。