アムステルダム。。。
川がいくつも流れ、街の至る所で大麻の匂いがして、飾り窓では作り物のような女性が手招きをする。
とてもエネルギーに満ちあふれた街だった。
我々はそんなアムステルダムで船のホテルに宿泊した。川なので全く揺れないが、部屋は非常に狭く、どれもこれも簡潔した作りであった。
大麻博物館
アムステルダムといえばハイネケン。ハイネケン博物館に行った。
あっという間にアムスの滞在を終え、夜行で15時間掛けてコペンハーゲンへ
ドイツ系の寝台列車だったので期待通り良かったのだが、食事を取ろうとデリバリーしてもらったのだが信じられないくらい不味かった。
コペンハーゲンでは様々な事が起きた。
東京でノーザンライツフェスティバルという北欧映画祭の企画をしている一人であるクマザワ君(くま君)がコペンハーゲンに半年いるという事で連絡をしてみたら、すぐに返事が来てその日に食事に行く事になった。当日誘って申し訳ないと思ったが彼は潔く快諾してくれた。
くま君と落ち合い、バスで移動してしばらく歩いていると
「わたりくんだよね?」
という声が聞こえた
え?ここはデンマークのコペンハーゲンだよな。僕の事を知っている人なんているわけないだろ。そう思った。
その女性の顔を見て思い出した。
なんと2年前にアイスランドに行ったときに、マイさんという方の家で行われたパーティに参加した。その時にいた、サヨさんだったのだ!
フェイスブックで僕がコペンに来ている事を知っていたというが、それにしても偶然、奇跡だ。4人でこんな事はありえないという表情で見合わせ、放心状態だった。
カフェで一杯飲み、さよさんは家に帰り僕らはハンバーガーショップに移動した。
そこでテーブルに置いておいたiPhoneが物乞い青年によって盗まれてしまった。
青年は突然我々のテーブルの前に現れ、金をくれとおそらく言っていたと思われる、紙を出してきて何かを説明していたが僕らには理解できなかった。彼は諦め去って行った。
しばらくコペンでもこういう奴がいるんだねと話してたが、重大な事に気付くまでしばらく時間を要した。携帯がない。
そう、紙で隠した下に携帯がありそのまま持って行ってしまったのだ。。。
すぐに、くま君と絢子さんと店員に説明し、警察署まで歩いた。
警察署は空いていなかったが、明日コペンを去ると言うと開けてくれた。
結局ファインドiPhoneという自分の携帯電話を探すアプリを使っても電源が切られていたのか見つからなかった。盗難届けをもらい、くま君と別れを告げホテルへ。
なんとも後味の悪い感じだったが、僕の油断が招いた事件だ。反省しなくてはならない。
次はいよいよアイスランド。。。。