2012/12/15

アテネ〜サントリーニ島

アテネ観光をした。

遺跡の存在感は圧倒的だった。





東京で例えたら、新宿のど真ん中に神殿があったりするようなもんだ。かの有名なパルテノン神殿はそんな街のど真ん中にあった。

前回も話した通りギリシャは皆優しく、田舎色が強い。レストランでは年寄りのカラオケ大会化しており皆が大声で何曲も何曲も歌っていた。財政不安や政治不安は遠い国のお話のようにも思える。


そして犬。アテネは国によって野良犬が飼われている。どういう意味かというと、昔からアテネというかギリシャには数えきれない程野良犬がいて、ユーロとかオリンピックになることによってその犬たちを処分するのはかわいそうだから国が全部の犬にワクチンを打って生き残すことにしたそうだ。赤い首輪がその印だそうで、そういう犬が町中をウロウロしていた。(というよりもほとんどが死んだように寝ていた、本当に死んでいたのかもしれない)



ではその野良犬たちをどうぞ





パルテノン神殿






その後、近代オリンピック発祥の地パナシナイコスタジアムへ行った。








そして翌日、船で7時間かかるところを飛行機で45分かけ、エーゲ海に浮かぶサントリーニ島に移動した。




バスでホテルの周辺まで行くと、写真でしか見たことのないような景色が広がっていた。







ホテルは想像よりも小さくこじんまりとしていた。オーナーが優しく気さくだったのが幸いだった。窓を開けると、エーゲ海に浮かぶ島々が見えた。







おなかが減っていたので、ご飯を食べに出かけた。近場にあったレストランのラムチョップと絢子さんが食べたチキンのトマト煮はレモンや香辛料の酸味はやや強いがどちらもおいしく値段も安かった。


夕暮れ


サントリーニ島は3日間いた。残念ながらシーズンオフのためほとんどの店が閉まっていたが、自由度は高く過ごしやすかった。


ちょっと町外れの海岸に行くと、言い方は悪いが荒れ果てたゴーストタウンのような風景もあった、野良犬の群れや野良猫の群れがあちこちにいて、犬は暇つぶしに子猫を追いかけ、猫は人間に餌をもらおうとどこまでもついてくる。

カフェでクラブサンドとビールを飲み、ふと気づいた。


ここは多分時間の流れるスピードが非常に遅いか、止まっているようだ。